職人と品質について
塗料は半製品です。人が塗ることによって完成品となります。つまり、塗料は知識と技術を持った職人が手間を惜しまずに塗った時に仕様書通りの塗膜性能/仕上がりとなります。知識や技術が不足している人や手間を惜しんだ人が塗れば仕様書通りの塗膜性能/仕上がりにはなりません。
そして、残念ながら施工不良でも塗膜異常が発生する/発見できるのは数年後になる場合がほとんどです。そして、その塗膜異常が施工不良に起因するものか、もともとの壁母材や旧塗膜や環境などに起因するのかを判断することは大抵困難です。施工業者に壁母材・旧塗膜・環境などに起因すると説明されると、保障があってもなくても、塗った塗膜の異常ではないということなので対応してもらえるケースは少ないと思います。(@不具合塗膜の上に再度塗るということは、異常のある旧塗膜の上への塗装ということなので、その再塗装の効果は・・・。A旧塗膜の全剥離や壁のやり替えは、塗装と比較にならない費用と時間が掛かります。)
ですので、知識と技術のある、信頼できる業者もしくは職人に外壁塗装を依頼されますことをお勧めします。
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